【本厄年】アメリカのハイウェイで玉突き事故~事故当日編~
週末のハイウェイで玉突き事故を起こす
とある日曜日。ハイウェイを走っていると
前方のレンジローバーが急ブレーキを踏んで完全停車。
わたしも急いでブレーキを踏むも間に合わず追突。
後方車両もブレーキが間に合わず追突。
3台が絡む玉突き事故が発生しました。
ブレーキを踏み始めてから追突まで
前方のブレーキに気づいてから衝突までの間。
わたしの頭の中では、「急ブレーキを踏むと後方車が勢いよく追突してくるかもしれない」、「前方車は完全停車をせず、すぐに走りだすはずだ」と思い、
ブレーキを強く踏み込めず80%くらいの感覚でブレーキを踏んでしまい、最終的には完全停車した前方車に突っ込んでいました。
前方の車がブレーキを踏んだ理由は、4車線と2車線が合流する地点で急に渋滞が発生し、合流車に対し急ブレーキを踏んだのだと推測しています。
事故直前までは混雑しておらず、65マイル近くで走行していたので、衝突時にエアバックが出なかったことに驚いたのですが、後から調べるとだいたい30キロ以上の速度で突っ込むかそれ同等の衝撃を受けないと出ないみたいです。
今回はかなり減速してから衝突したので、前方と後方からの衝撃はかなり軽く済みました。
事故が起こったら確認するべきこと
3台の車が路肩に停まり、まずはお互いの健康状態を確認。
幸いにもケガや身体を痛めた人はおらず、
全員が車両保険に入っていました。(本当に良かった)
アメリカで車を持っている人はご存じだとは思いますが、
信じられないことにアメリカでは無保険で車に乗っている人が大勢います。
昨年、初めて車両保険に加入した際、相手の過失で無保険車と事故を起こした時の補償項目があるのは心底驚きました。
この記事では、州によっては約20%の人が無保険で運転しているとのことなので、全員が保険加入者で本当に良かったです。
健康状態の確認を終えた後、免許証、連絡先、車両登録、車両保険証書を見せ合い、それぞれ車の損傷した箇所の写真を撮りました。
前方車の人が警察を呼んでくれましたが、怪我人がおらず、揉めごとも起こらないことを確認して帰っていきました。
アメリカでは、事故が発生したとき、警察にPolice Report(事故情報)を書いてもらうそうなのですが、今回のような怪我人や無保険者がいた場合や揉めごとが起こらなければ書かないそうです。
前方車の男性は事故に慣れているのか時折笑顔を見せながらスムーズにお互いの情報交換を行い、目立つ損傷もなかったので自分の車で早々に帰っていきました。
後方車は前方が大きく凹んでいたので、AAAのレッカー車が速やかに回収し、去る前に「きみの車が急に止まったから」と文句を言っていましたが、その文句はレンジローバーの運転手に言ってくれと思いました。
さてどこに電話しよう
他の2台が速やかに去っていき
取り残された不慣れな私たちは
「どこに電話をかけたらいいの?」となったのです。
まずは購入したTOYOTAの修理工場に電話をすると、
「まずは保険会社に連絡をして」と言われました。
次に保険会社に電話しようと思ったのですが、
「レッカーを呼べば有料、レッカーが来るまで何時間も待たされた」というブログを読み、
何故か『自分で運転して帰るしかないか』と考えたのです。
衝撃でバンパーが山折り状態になっていましたが、警告ランプは点灯しておらず、ハンドルやエンジンには問題がなさそうでした。
事故を起こしたとき、自分は冷静だったと思っていたのですが、『事故車を自走して帰る』という発想は今ブログに書いていて全く冷静じゃないよなと反省しています。
なんとか無事に家に着いたので
GEICOのサイトでClaim処理の手続きを行います。
その話は次回の
『保険処理編(安かろう悪かろう)』
で書きたいと思います。