【本厄年】アメリカのハイウェイで玉突き事故～保険処理編～

保険会社選びでストレス度は大きく変わる

保険会社（GEICO)に事故を報告する

保険会社に事故を報告する前に、

今回の玉突き事故の過失割合がどうなるのかを調べてみました。

日本と同様、アメリカでも１台目の車の急停車が故意や過失があるものでなければ、突っ込んだ側が前方車の修理費を支払うことになっています。

ということは、私の場合（２台目）は、前方車の後方の修理費と自分の車の前方側の修理費を負担。

３台目は私の車の後方側と自分（３台目）の前方側の修理費を負担することになります。

実際、保険会社に電話してみると上記と同じ説明をされました。

前方が急停車したとしても、避けきれなかった側に責任があるということなのか…。納得はいきませんが、過失を証明する証拠がないのでどうしようもありません。

修理費の査定

修理工場は、町工場ではなくTOYOTAの修理工場と決めていました。何故なら、町工場だとちゃんと修理してくれるかとても不安だったからです。

しかし、保険会社は勝手に被保険者が選んだ工場が修理費をぼったくることを阻止するため、修理費の査定工場を指定し、そこで査定を受ける必要があります。

２社の保険会社のサービスの差

工場で査定を行う前に、わたしの車は前方と後方で修理費の負担者が違うため、GEICOと相手側の保険会社AAAと連絡を取り合うことに。

GEICOの場合

GEICOは担当者がつきませんし、日本語通訳対応もありません。

例えば、

「保険会社が指定したInspectionの工場と実際に修理に出す工場が違うのは問題がないのか⁇」

という質問をしたときに、１人目のスタッフは

GEICO「２つの工場に持ち込むには手間がかかるから、修理に出す工場で査定してもよい」

と言われました。

しかし、それではそもそも保険会社が査定工場を指定する意味とは？

本当に正しいのか不安になり、もう一度電話し同じ質問をしてみると、２人目のスタッフは

GEICO「保険会社が指定した工場でまずは修理費の査定をしてください」（真逆！）

と言われました。

電話相手が毎回違うのと、言ってることも違うしめちゃくちゃストレス

また「査定を出すのは１か所（GEICO）だけでいいのか、またはAAAの査定工場にも行かなければならないのか？」と質問すると、

GEICO「AAAに確認してください」

と保険会社同士の面倒なやり取りはやってくれません。

AAAの場合

AAAは事故当日のレッカー車の到着も早く、通訳対応や担当者もついてくる素晴らしい保険会社です。

修理費の査定についてAAAに電話すると、

査定スタッフを派遣し、うちの駐車場まで査定しに来てくれました。

AAAのスタッフはわたしの車を見て、

「修理工場に持っていくのにレッカー車を呼ばなくても大丈夫なの？」と聞かれました。

GEICOからは修理工場までの移動やレッカーの話など一度も聞かれなかったのに...

無言を貫くGEICO

査定の次に問題なのが修理費の請求方法。

修理工場が請求書を前方と後方に分けて、２社に請求してもらうことになるのですが、そのやり取りは保険会社同士がやってくれるとばかり思っていました。

請求書や請求方法についてGEICOに電話をすると、

GEICO「AAAの担当者と連絡を取り合って翌日わたしに連絡をする」と言われました。

しかし、翌日になってもGEICOから連絡がこないのでこちらから電話をすると、

昨日とは別のスタッフが

GEICO「昨日の話は記録されてないから、AAA担当者と連絡を取っていない」と言われました。半ば呆れていると、

GEICO「このまま３者通話するから待ってて」と言われAAAの担当者と３人で電話通話することに。

ざっくりとした会話内容は

AAA「GEICOの方で請求額をまとめて後方側の請求をAAA側にしてほしい」

GEICO「修理工場には請求書を２つにわけてもらって、それぞれの保険会社に請求してほしい」

わたし「２人とも女性だから今どっちが喋ってるかわからない」

AAA「明らかに請求の仕方が複雑だから、一つの保険会社（GEICO)が修理工場とAAAとのやり取りで済ませばいいのに」

AAA「本来うちがあなたの保険会社だったらそうしてる（保険会社同士で解決すること）」

GEICO「・・・（無言）」というか無視。

結果、GEICOのやり方になりました。

保険会社も安かろう悪かろう

車を購入したときに、ディーラーに勧められたGEICOかAAAのどちらに加入するか悩んだけど、

同じ補償額で、サービスを考えずに（知らずに）安い方（GEICO）を選んでしまいました。

今回の事故で２つの保険会社とやり取りをして、

GEICOとAAAの保険料の差の部分（サービス）がよくわかりました。

この記事ではGEICOの悪口を書いていますが、一方で安いほうに入ったんだからサービスが行き届かないのは仕方ないかとも思っています。

だって、ここは　THE 資本主義国家なのだから。

お金に余裕があれば断然　AAA　です！

GEICO加入者ですが　AAA　をおススメします！(笑)

まだ終わらないストレスと事故処理

保険会社への請求方法問題が解決？し、いよいよInspection（査定）工場とTOYOTAの修理工場へ車を持っていくことが決まり一安心。

でもここからが本番。

ストレス度がどんどん上がっていきます。

次回は　～修理編～　です。