【Citizen】 アメリカ生活お役立ちアプリ
App「Citizen」で危険を察知
アメリカで生活を始めてから気づいたこと、それは
犯罪や事故が多い!
ここBerkeleyは犯罪率トップクラスのOaklandの隣町。
Berkeleyの平均家賃は月30万円以上する癖に、犯罪率が年々上昇。
特に去年からコロナの影響でアジア人へのヘイトクライム、BLMなど、犯罪に繋がるキッカケが増えている。
そこでお役立ちアプリ『Citizen』をダウンロードした。
このアプリは自分の現在地周辺で発生した犯罪や事故などをアプリ利用者同士で情報共有できるサービスである。
例えば、近隣に不審者が周回しているのを発見したアプリ利用者がアプリを使って報告し、他のアプリ利用者がすぐさまその情報を知ることができる。
「Citizen」のメリット
情報のスピードが速く、危険の察知がしやすい。
このアプリは警察からの発信ではなく、目撃者や被害者などのアプリ利用者が発信するので、ニュース番組より情報を早くキャッチすることができる。
アメリカ全土の犯罪・事故を確認できる
このアプリは自分の住んでいるエリアだけではなく、他州で発生している犯罪・事故まで確認できる。
アプリ上に表示されている地図を縮小させ、アメリカ全体を表示させてみると、面白いことに、犯罪・事故が多数発生しているエリアが一目でわかる。
住居選びの材料に
住む予定のエリアを検索、特に夜の時間帯に検索をすると、住む場所が安全で犯罪や事故が少ないか確認できる。
住居選びで犯罪や事故が発生しやすいエリアを避けるための有益な情報になりそうだ。
「Citizen」のデメリット
誤情報の可能性
メリットで説明したように、このアプリでの情報は利用者が投稿しているので、勘違いやデマの可能性もゼロではない。
しかし、このアプリは共有された犯罪や事故を文章だけではなく、アプリ利用者から投稿された動画を見ることも出来る。さらに警察が動いたのか、犯人が捕まったのかなどの追記情報を見て情報の信憑性の高さを確認することができる。
知らぬが仏
このアプリをダウンロードすると、知らなくていいことまで知ることになる。いや、知らなくて危険な目に遭うくらいなら知っておいたほうがいいのかもしれないが...
2マイル以内で発生した事件を通知するように設定すると、通知がわんさか来るようになった。
投稿された動画を観ると、映画さながらな事故まであったりするので、「なんてところに住んじまったんだ!」と恐怖で家から出られなくなってしまうかもしれない。
事故ったところが今日もまた
自分が昨年事故を起こしたハイウェイの場所を「Citizen」で検索すると、頻繁に事故が発生していた。
こんなに事故が多発すれば、日本なら「事故多発!注意!」とか「この先、合流地点!」とか警告が建てられるものだが、ここはアメリカ。吸い寄せられるように今日もまた事故が発生していた。
このアプリのメリットは、近郊の事故多発地点も「Citizen」を見ればわかることだ。
犯罪は昼も夜も関係ないという意識
アメリカで生活を始めてから、日が暮れる前に家に帰るようになった。日本なら、女性一人でも夜遅くまで飲み歩いたり、買い物したり、人目がつかないところを歩かなければ、特に問題もないことだったが、ここではそうはいかない。
今では夫と二人で夜の街を歩くのもかなり心細いし、車も交通量の少ない細道を走るのは怖い。
女性一人なら昼間でも歩行者が少ない道は歩かず、自転車や車を使うほうがいい。何故なら昼間でも「Citizen」の通知は鳴るからだ。
自分が女性だからよりビビりなのかもしれないけど、犯罪や事故に巻き込まれないためにも「Citizen」アプリはアメリカでの安全な生活に役立ってくれるのでおすすめである。