はじめての海外引越
海外引越の準備を始めましょう
引越し業者を選ぼう(目安:引越し3か月前)
海外引越の業者については国内引越しとは違い、やっている会社自体がが少ないので、ここで悩む時間は国内引越しよりは短いと思います。(悩むのは何を持っていくか)
私たちは初めての海外引越だったため、有名企業の日通かヤマトかで選びました。
ホームページの料金プランを比較し、安さでヤマトに見積もりをお願いしました。
国内引越し同様、繁忙期によっては希望日に引越しができない場合があるので、遅くとも2~3か月前には引越し業者を決めましょう。ヤマトは平日、休日料金はありませんでした。
プランを選ぼう
船便か航空便か
北米への引越しは船便の場合、40日~50日到着に時間が掛かります。
「じゃあ、先に荷物だけ送っちゃえばいいじゃん」と考えていましたが、
現時点でビザの取得がなく、夫と同じタイミングで渡米の場合は、通関を過ぎなければ免税にはならないため、先に荷物だけを引越することができません。
航空便であれば1~2週間以内(北米の場合)に現地に荷物が届くそうです。
しかし、航空便は当然高いです。
航空便はベースが9万円ほど、ここから荷物の大きさで金額が上乗せされる仕組みです。
電話でヤマトに確認したところ、
「スティック型掃除機と空気清浄機とブルーレイの3点で14万円」と言われ、航空便は諦めました。
荷造りはお願いした方がいい?
人生で2回、国内単身引越をしたことがありましたが、単身で量も多くはなかったので、自分で荷造りをしてきました。
しかし、今回は夫婦2人分。しかも、夫は不得意分野。
それだけではありません。
荷造り、リストの作成、海外での荷解き(現地で段ボールはどこで捨てられるのか問題)があったため、この作業をお任せできるスタンダードプランにしました。
※節約のため、この工程を自分でやろうと考えている方は、ベーシックプランがあります。(しかし、引越前は友人や同僚との思い出作りやビザの取得など、落ち着かないので、お勧めはできません。)
引越し日を決めよう
余裕を持って引越しをしたいけど、何も部屋にない生活も困る。
私たちが決めたスケジュールは
7/14 14時にヤマトが荷物を搬出
7/15 マンションを退居(空港リムジンバス乗り場が近いホテルへ宿泊)
7/16 渡米
引越し日の直前にならないと出来ない解約・返却手続き(携帯解約など)があるため、1日~3日は余裕を持って引越し日を決めることをお勧めします。
荷造りをヤマトにお願いしているからと言って、ぼーっとしていたわけではありません!笑
ここからが一番大切な荷物の割り振り!
- 船便で送るもの
- 手荷物で持っていくもの
- 実家へ送るもの(国内へ残しておくもの)
アメリカへ引越しをされた方のブログをいくつか読み、参考にして荷物の割り振りをしました。
持っていくもの、いかないものなどは別の記事で紹介します。
トランクはできるだけ大きなものを
私たちは航空便を諦めたので、船便が届くまでの40日間は手荷物と現地購入したもので生活をしなければなりません。
船便の引越しをされる方は、100Lサイズ程度のトランクを一人2つ持っていくことをお勧めします。
※航空会社によって大きさや個数、重量制限があるので、事前に調べておきましょう。
私たちは既にトランクを2つ持っていた(70Lサイズ)ので、追加で2つ(100L)を購入し、さらにボストンバッグ2つ、大き目のリュック2つを背負い空港へ向かいました。
幸いなことに、双方の両親がお見送りに来てくれたお陰で、雨の中でしたが、歩いて10分ほどのバスターミナルまで荷物を手分けして運んでくれました。
電車では荷物は支えきれないので、空港へはバスかタクシーで向かうことをお勧めします。
リュックはパスポートやPCなどの貴重品。ボストンバッグは着替えなどの移動中に必要な物、トランクに入れると壊れる恐れがある精密機器等を入れるのに便利です。
引越し日当日
見積り時に作業人数は2人で作業時間は2時間と言われ、内心そんな訳ないだろうなと思っていました。
私たちの住まいは1SLDKで、荷物は多めです。(主に洋服)
見積り金額は
スタンダードプラン 容量2.6M3 見積額は¥23,6000 でした。
見積り後に夫が実家から多くの洋服と書籍を持ってきたこと、うちには納戸があり、収納が多いマンションだったため、当然見積りを大幅に上回ることに...
結果、作業時間は2時間半。
本当に早いです。あっという間にリストに書いてあっという間に搬出していきます。
洋服はキレイに畳んでくれたりはしません。ほぼ積み重ねるようにどんどん詰め込んでいきます。
もし、ブランド物や大切なものがあれば、事前に段ボールを取り寄せ、自分で荷造りをすることをお勧めします。
最後にリストを確認しながら、それぞれの荷物に保険を掛けます。(自分で荷造りする方はリスト作成を怠らないでくださいね!)
例えば、「Tシャツ×〇〇枚 5000円」
というように保険を掛けていくのですが、Tシャツにも価値の大小はあるので、ブランド物なども含め、大事なものに保険を掛けたい場合は、「プラダバッグ×1個」のような書き方をするのが良いと思います。
基本的には沈没するなど、事故がない限り、段ボールが勝手に空いたりすることはないそうですが、壊れやすいものなどは多めに保険を掛けた方が安心です。
みなさんは実際の金額が気になっているかと思いますが、
結果発表ー!
引越し金額は 305,000円 35個の段ボール(容量3.6 M3)+保険料
予想以上に荷物が多く(特に洋服)、見積もり額を余裕で上回りました。
夫は何を持っていくか考える時間をお金で買った。と言っていますが、
きっと必要のないものだってあるはずなので、日本に置いておけるものは早めに選別して実家などに送りましょう!
海外に送らないものは、早めに実家などに送ってしまいましょう。見積り額はあくまでも見積りです。増えることを予想して海外へ送るものを考えましょう。
最後に
しっかり作業を見届けたにも関わらず、トイレにある洗剤などを荷詰めしてもらうことを忘れていました…。
これから海外引越をされる方は荷詰め忘れには気を付けてくださいね。