Berkeley California Life’s Diary

CA LIFE&WINE🍷

カリフォルニア ベイエリアでの生活情報などを紹介しています。

【コロナウイルス】SFベイエリアへの影響

コロナウイルスによるSFベイエリアへの影響とは?

2020年3月16日、SFベイエリアコロナウイルスにより【外出禁止令】が出ました。

 

 

【外出禁止令】といっても、生活必需品の購入や近所の散歩など、最低限の行動は許されていますが、これから春休みを迎えるはずの人たちの楽しみを奪い、不安のなかでの生活を強いられ、気持ちは落ち込むばかりです。

 

コロナの影響により数週間で生活が変化した

わたしが暮らすバークレーイーストベイの現状をお知らせします。

 

 

トイレットペーパーが消え、水が消え、パスタも消え...

日本でトイレットペーパーが品薄になり始めてから少し遅れて、

アメリカでも3週間前から『Target』『Costco』などの大型スーパーのトイレットペーパー、水が品薄になり始めてきました。

その頃、わたしはコロナとトイレットペーパーの関連性はなく、この状況はすぐにでも収まるだろうと楽観視していました。

しかし、最悪の状況に備えて「家に2週間分の備蓄が必要」と言われていたことを後から知り、周囲から遅れて急いで買いに行く羽目に。

 

【外出禁止令】2週間前の月曜日の朝。

『Target』『Costco』へ開店30分後に行くと、トイレットペーパーは品切れ状態。

オープン前から並ばないと特に大容量サイズは買えない状況に。

Safeway』『Sprouts』のトイレットペーパーは上2つのスーパーに比べて容量が少なく割高のため、その時期にはまだ在庫が残っていました。

水は品薄にはなりましたが、完売までには至りませんでした。

 

1週間前になると、週末には『Costco』渋滞が発生。

本気を出して早朝から買い出しにいかなければ、目当てのものが買えない状況が始まりました。

買占めは他の商品にも影響し、肉、冷凍食品(特にピザ、ポテトなど簡単に作れるもの)、パスタ、保存のきくビン・缶詰ものが飛ぶように売れ始めました。

Social Distanceなんて無に等しく、店内は混雑し、『Trader Joe’s』などのスーパーも入場制限を開始。

全ての学校は休校となり、UCBはリモート授業へと移行。

テスト期間中だったのでテストは自宅で受けることになりました。

 

【外出禁止令】が発表された日。

薬局、スーパー、ガソリンスタンド以外のお店は基本閉めることに。

レストランはデリバリーやテイクアウトのみ。

普段デリバリー代がかかる飲食店もこの状況を乗り切るため、

多くのお店がデリバリー代を無料にしています。

 

コロナの影響もあり、1月頃からガラガラだった中華系スーパー『99 ranch』へ行ってみると、他のスーパーが品薄な状態のため、普段利用していなかったお客さんが押し寄せ、大混雑。

乾麺や冷凍食品、お米など、勢いよく買い込んでいくお客さんたち。

レジには長い列ができ、列に割り込んできた人と口論になるなどカオスな状況。

日系スーパー『Tokyo Fish Market』でいつも買っているお米(玉錦)は残り2袋。サッポロ一番などの日本メーカーの袋麺は完売していました。

結局、その日はどちらも2キロ圏内の中華系スーパーと日系スーパーの2軒をはしごしただけで、3時間。

混雑する店内でコロナ感染者と接触しているのではないかと神経質になってしまい、酷く疲れました。

 

【外出禁止令】2日目。

65歳以上の人を対象に優先的にスーパーへ入店できるようになりました。

しかし、足腰や身体に問題があり、買い物の代行を頼んできた高齢者の方々はどういう扱いになるのでしょうか?

物品の偏りが早く解決されることを願うばかりです。

 

今後3週間続く予定の外出禁止令ですが、この買占めの状況や緊張感がいつまで続くのでしょうか...。

 

 

 

アジア人の乗車はお断り⁈

コロナの影響はアジア人差別にも直結しています。

Berkeleyはアジア人が多く住むエリアで、比較的人種差別も少なく、多様な文化が受け入れやすい環境で有名です。

しかし、コロナの影響もあり、アジア人以外の人たちがわたしたちに対し、

とても敏感になってきているのを肌で感じています。

最近ではUber』や『Lift』のドライバーがアジア人の乗車を拒否するようになってきました。外でお酒を飲んだ時は常に利用していますが、近くにドライバーがいても素通りされるようになったり、ようやく乗れたと思っても、冷える夜のなか窓を全開にして走られたりしました。

悲しいことではありますが、ドライバーも感染したくない一心なのは理解できるので、この状況は仕方がないかなと思っています。

外出禁止令が解消された後も、乗車拒否は暫く続きそうです。

 

 

マスクをつけるのが怖い

カリフォルニアでも日本と同様にマスクは在庫がない状況ですが、ほとんどが日本に転売しているんだろうなと思うほど、外ではマスク姿の人を見かけません。

コロナの影響でスーパーマーケットが混雑するようになり始めてからは、店内でマスクをつけている人をちらほらと見かけるくらいです。

アメリカでは「マスクをつけるのは予防ではなく、体調が優れないから」の考えがあるそうで、アジア人がマスク姿で歩くと、嫌な目を向ける人が多く、マスクを持っているのに怖くてつけられていません。

 

 

最後に

【外出禁止令】はまだ始まったばかり。

不安とストレスを感じる日々ですが、ブログを書くことで少しでも冷静な気持ちになれるといいなと思っています。

願うことしかできないけど、早く普通の日常が戻ってきますように。